初心者がハマる罠 FXスプレッド1銭の恐怖

 今、ほとんどのFX会社は取引手数料がかかりません。FXにかかるコストは、「スプレッド」と呼ばれるものがメインとなります。 スプレッドについて分からない人はまず、以下の画像を見て下さい。

 これはクリック証券が、ある時間に提示したドル円の取引レートです。 「ASK(買)」と表示されている部分がクリック証券側から円をドルに変える(円を売ってドルを買う)時のレートで、 「BID(売)」と表示されている部分がドルを売って円を買い戻すときの交換レートです。
 その中央に表示されているオレンジと白抜きの数字、「0.8」がスプレッド(ドルと円を交換する時の、売りと買いの差額)となります。

 FX会社はこの通貨を交換する時の差(スプレッド)を収益源としているため、手数料を取らないで利益を上げています。
 このスプレッド、一体誰が負担しているのかと言えば、もちろん我々取引を利用している顧客側が負担する事になります。スプレッドの差は直接的に損益に直結するのです

 「でもたった1、2銭なんでしょ?対して違いはないんじゃ・・・」

 普通ならそう思っても仕方ないと思います。生活上1銭なんて数字は取引の話題にも上りません。消費者が商品を買う時、支払う最低金額は1円だからです。
 しかし、FX取引を行う場合、このスプレッドの差により、年間36万円の違いが発生する可能性があると言われてはどうでしょう?(計算式は後述)

 スプレッドが狭いということは、それだけかかる手数料が安いということです。FXをはじめようとして、どのFX会社に口座を作るか迷っている場合は、下記ランキング表を参考に手数料の安さ(スプレッドの狭さ)で、選んでみてはいかがでしょうか?

 また、すでにFX口座をお持ちの場合でも、スプレッドの狭いところに口座を試してみても良いと思います。

 口座開設は、無料でできます。むしろ口座開設キャンペーンを行っている会社が多々あり、口座を開設するだけで、お金がもらえる場合もあります。

固定・変動スプレッドランキング(総合)一覧表

※2009年12月7日現在 各FX会社名をクリックすれば詳細ページに飛びます

順位 会社名 USD EUR GBP AUD NZD 取引別キャッシュバック
1位 DMM FX(キャンペーン) 0.0-0.5 0.5-1.1 1.3-1.9 1.1-1.7 1.5-2.1 1~50万円
1位 DMM FX 0.3 0.6 1.1 0.7 1.5 1万円
2位 みんなのFX 0.7 1.3 2.2 1.9 2.3 5千~1万円
3位 MJ 0.8 1.5 2.2 2.5 3.0 8千~5.3万円
4位 クリック証券 0.8 1.8 2.8 2.0 2.4 5千~1万円
5位 トレイダーズFX 0.8 1.5 3.2 2.5 3.0 なし
6位 アプローズFX 0.8 1.8 2.8 2.0 4.0 抽選でポメラ
7位 FX ZERO 1.0前後 2.0前後 3.0前後 2.5前後 3.0前後 5千~20万円
8位 AFT-FX 1.0 2.0 4.0 3.0 3.0 なし
9位 ヒロセ通商 0.0-1.0 1.0-4.0 1.0-4.0 2.0-5.0 3.0-6.0 1~30万円
10位 アイディーオー証券 0.6-1.0 1.1-3.0 2.0-6.0 1.5-4.0 2.0-5.0 なし
11位 FXブロードネット 0.8前後 1.8前後 4.7前後 3.6前後 4.8前後 5千円
12位 インヴァスト証券 1.0- 2.0- 5.0- 3.0- 7.0- 3千~3万円
13位 外為オンライン 1.0 2.0 5.0 5.0 6.0 5千円
14位 マネックスFX 2.0前後 3.0前後 5.0前後 4.0前後 6.0前後 1千~14万円
15位 スター為替 2.0前後 3.0前後 4.0前後 6.0前後 7.0前後 500~3万円
16位 FXプライム 2.0 4.0 6.0 5.0 6.0 2千円
17位 ひまわり証券 2.0 3.0 6.0 4.0 7.0 5千~1万円
18位 外為どっとコム 2.0 4.0 7.0 4.0 7.0 5千円
19位 マネーパートナーズ 1.6前後 4.0前後 6.5前後 3.9前後 8.0前後 5千~無制限
20位 SBI証券 2.0- 4.0- 8.0- 4.0- 5.0- 5千P
21位 アトランティック・トレード 3.0 4.0 8.0 6.0 7.0 1千~3万円
22位 NTTスマートトレード 2.0- 5.0- 8.0- 6.0- 8.0- 1,500~50万
23位 マネースクウェア・ジャパン 4.0 5.0 8.0 6.0 8.0 プレゼント有
特注 サイバーエージェントFX 1.0- 2.0- 3.0- 4.0- 4.0- 残高に金利1%等

※1 DMMFXのキャンペーンは2009年12月31日まで。キャッシュバックは口座開設のみで貰える場合も含む
※2 「2.0前後」「2.0-」「1.0-2.0」という表記で示されているスプレッドは変動スプレッドです
※3 相場急変時には大きくスプレッドが開く場合があります。

スプレッド1銭の恐怖

 スプレッドの差で、どの程度コストに差が出るのか実際に計算してみましょう。
 ドル円ベースの場合、一番スプレッドが狭いFX会社と一番スプレッドが高いFX会社のスプレッドの最大格差は3.0銭ポンド円の場合は6.7銭の幅が開いています。 仮にドル円、ポンド円の各通貨について、1日1回1万通貨(大抵の場合は1万通貨単位での取引となります。)で15回取引した場合、年間の営業日数が約240日なので、240日×15=3,600枚となります。 ここから、各スプレッド格差を元に、スプレッド差によるコスト差を計算すると、

 3.0銭×1万通貨×3,600枚1,080,000円の差

 6.7銭×1万通貨×3,600枚2,412,000円の差

スプレッドの違いによって、こんなにコストに差が生じます!!

 冒頭の360,000円の差と言うのは、1.0銭×1万通貨×3,600枚360,000円の差が根拠となっています。 これは決しておおげさな話ではなく、毎日取引している人にとっては、1日15枚程度の取引数量なんて「これでも少ないんじゃない?」と思っている人が多いと思います。
 現在は加速度的にスプレッドの縮小、値下げ合戦が行われていますので、幅広いサイトへ口座を開設する事が、コスト削減によるメリットを享受できる近道となっています。